こんにちは!
本日はハイライトカラーをしたら緑になってしまった人向けの記事になります!
結論から言うと失敗です!
失敗と言っても原因がしっかりありますので、その原因をこちらの記事で解説します。
目次
ハイライトが緑になってしまう一番の原因

まず一番の原因は補色という色の原理にあります。
おそらくこの記事に辿り着いた方は寒色系やベージュ系のハイライトにしたかった方だと思います。
ハイライトは基本的にブリーチで入れていくことになると思います。
この時ブリーチで色を抜くと黄色っぽい色になりますよね。
黄色の反対色は紫になります。
ちなみにこの反対色を知りたい場合は色相環と調べていただき、反対側に位置する色を見ればすぐにわかります。
話は戻りまして、この紫、つまり補色が入っていない場合は黄色味を消せず色が入ることになります。
寒色系にしたい場合、モノトーンという青みの入ったグレー、またはアッシュ系(青系)の色を使うことが多いのですがこの青が問題になります。
とてもシンプルに考えていただければわかりやすいのですが、カラーの施術はベースの色(染める前の色)に塗ったカラー剤が混ざって出来上がります。
なのでハイライトの場合は黄色に青が被さって混ざる感じになります。
そうなると何色になるでしょうか?
お察しの通り、緑色のハイライトの完成です。
なのでここに補色を入れることにより、黄色味を打ち消す必要があります。
ハイライトが緑になってしまった時の対処法
なってしまったものは仕方ないですね。
美容室で失敗されたり、自分でカラーして失敗したり、色々あると思います。
そこで、ハイライトが緑になってしまった時の対処法をお伝えいたします!
カラーシャンプーのピンクかオレンジでシャンプーする
これが一番手軽で簡単だと思います。
色素が薄いカラーシャンプーだと効果が薄いので、その場合はカラートリートメントも併用しながらやっていくといいと思います。
何回か洗って流してを繰り返すとさらに効果が上がると思います。
時間が経つと色が定着してしまいますので、できるだけすぐにこの対処をして行きましょう。
おすすめを貼っておきます。
美容室の場合、6%のオキシを塗り、再度トナーで調整
美容師で失敗してしまった側の場合は6%のオキシをシャンプー台で馴染ませ、まずは色をできる限り落としましょう。
すぐであれば意外と薄まります。
その後少し薄めにピンクを混ぜたナチュラル系のカラーでトナーすればなんとか持ち直せると思います。
ハイライトが緑にならない施術の仕方

ハイライトを入れる時、ハイライト以外のところも塗ってもらっていますか?
ハイライトは二つのやり方があります。
緑にならないやり方も一緒にご紹介して行きます。
間塗りをする場合
間塗りとは、ハイライトを入れていない箇所、つまりアルミホイルで包まれていない部分ですね。
この部分を塗ることを言います。
これは主にコントラストを出したい時にやって行きます。
間を塗ることによりブリーチ+ブリーチ以外の場所のトーンダウンが同時に行えます。
デメリットは時間がかかることです。
このベースができてしまえば、流した後に青系の色は使わず、ナチュラル系、またはモノトーン系にピンクをうっすら混ぜればまず緑にはならないでしょう。
間塗りをしない場合
この場合はハイライト以外の部分はそのままのベースなので、ハイライトが緑にならず間の赤みもある程度消せるような配合でやることになります。
この時、ハイライト以外の部分の赤みを消そうとアッシュ系の色を使うと先ほどの説明通り失敗してしまいます。
なので基本はシルバー系、モノトーン系の色に紫系を少し混ぜることで綺麗に発色します。
そうすることで緑になるのを防げます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
美容師側が見ても、失敗してしまったお客様が見ても大丈夫なように解説して行きました。
これを見て少しでも失敗が防がれること、失敗してもなんとか対処できることを祈っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも美容師目線の記事を書いておりますのでぜひ読んでみてください。
筆者おすすめのシャンプーはこちら↓

最近のコメント